
我が家では最もよく使う食材です。天然の鯛は、買おうとすると結構値の張る食材ですが、釣りを趣味としている私には割と身近な食材。
ただ、サイズはなかなか思うようにはなりません。
マダイ

タイと名の付く魚は数多くいますが、やはり一般にタイといえばマダイをさします。タイ科の代表的なな魚です。
産卵期を迎える3月~5月は、産卵場所である沿岸部に集まってきます。日本各地で獲れますが、潮の流れの速い場所で育ったタイが身が締まりおいしいとされます。
鳴門海峡、明石海峡など、瀬戸内海の島と島の間の海流の速い場所が有名で、鳴門鯛、明石鯛などブランドとなっています。
私が釣りをする鳴門の鯛は、さばいてみると生育の間に骨折したのか骨がコブのようになっているものがあります。また、急流で育っているせいか、養殖の鯛や他の地域の鯛と比べて尾鰭が少し長いような気がします。
チダイ

マダイによく似た魚にチダイがいます。タイ科の魚です。
マダイと同じような場所にいるのでマダイとよく間違われます。マダイより華やかな色をしていることが多いので関東ではハナダイと呼ばれているそうです。
食味はマダイより落ちるといいますが、鮮魚コーナーでも売っており(単にタイとして売られている場合もあります)、値はマダイより安価ですが人気のある食材です。
タイとチダイの見分け方

タイとチダイは、住む場所も似ており、見た目もよく似ているので非常に見分けがつきにくい魚です。
尻びれに条数がタイは8で、チダイは9、尾鰭の後部が黒いのがマダイです。釣り人は尾鰭の縁の色と見た目で判断することが多いです。
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