ナツメグ

スパイス

ナツメグ( Nutmeg、ナッツメッグ、ナットメグとも)は、ニクズク属樹木ニクズクの種子またはそれを挽いて粉末にした香辛料を指します。

ニクズクの種子からはナツメグ、種子を覆う仮種皮からはメース(mace)が作られ、どちらもスパイスとして用いられます。

種子のまわりの網目状の赤い皮の部分がメース、ナツメグはその赤い皮の内側の黒い種子を割った中の部分です。

2つはよく似た香味で、ナツメグがわずかにより甘く、メースはより繊細な芳香を有するとされています。

ナツメグとメースも古くから西欧で珍重されてきたスパイスで、メースはそれによって与えられる明るい橙色のサフランの様な色合いと、その香味のおだやかさを生かして、焼き菓子をはじめ各種デザート類に、また飲みものやスープなどに使われます。

ナツメグは肉の臭みをとっておいしくしてくれるので、ハンバーグなどの肉料理の下ごしらえには欠かせないスパイスであり、各種野菜料理、卵・乳製品など多くの料理の風味付けのために使われます。

東洋医学ではナツメグ(種子)が収斂、止瀉、健胃作用をもつことから気管支炎、リウマチ、胃腸炎などの薬として処方しています。

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